ゆるりろ

暇をもてあます

コータの3回目の夏休み。
学童をやめて初めての夏休み。

かなり暇をもてあましているらしい。
公園へ行っても、誰も友だちは来ていない。
トワイライトへ行くのも、ずっと拘束されるのが嫌で行きたがらない。
友だちに電話してみれば?と言うと、ぼくは恥ずかしがり屋だからできないんだ!という始末。
毎日、午前中は勉強をして、午後、少し涼しくなってから公園巡り。
誰もいないからすぐに帰宅。
夕方は、たまちゃんが保育園から帰ってきたらすぐ一緒に遊べるように準備。

このたまちゃんと遊ぶ準備が親から見るとおもしろい。
イスやぬいぐるみや箱を並べて、2人の部屋を作ったり、ダンボールに絵を描いてDSを2人分作ったり、ダンボール箱の底に絵を描いてTVにしたり。
そのTVを見る時は、2人並んでほおづえついてTVを見ながら、コータが紙芝居を読むようにセリフや話をずーっとしゃべり続けてたまちゃんが楽しそうに見ている。
ほかにも、新聞をつくったり、小説を書くと言いだしたり。
内容は、当然小学3年生らしいかわいいものだけど、暇だからこそ、TVやゲームに時間を奪われないからこそ出てくる創作意欲。

だらだらと漫画を読んでいる時もあるけど。
暇な夏休み。
いいのかも。